2018年5月25日金曜日

平成30年度第1回研究医コースセミナーを開催しました

平成30年5月23日16:30より小教室にて平成30年度第1回研究医コースセミナーを開催しました。

3年 山口 侑汰さん(生化学・分子生物学講座分子病態生化学部門)
発表内容
糖尿病性腎症に対するジペプチジルペプチダーゼ-3の保護作用

2年 中村 優月さん(生命科学講座生物学)
発表内容
moesin欠損マウスの肺の解析

それぞれの発表内容に関して、学生からも学年問わず質問があり
発表者参加者ともに有意義な時間となりました。




2018年4月3日火曜日

第1回冬期技術セミナーを開催しました

これまで技術セミナーは年に1回、夏期のみでしたが
今年度は冬期も増やして年に2回開催しました。
期間は3月13日から15日までの3日間で、合計3名の参加がありました。

内容は夏期とは少し異なって
細胞培養、遺伝子導入、パッチクランプ実験を行いました。
1日目に継代した細胞に、2日目遺伝子導入し、3日目にその発現を
GFPの蛍光発光で、さらにパッチクランプ法による機能的発現(電流)
を確認しました。

基礎的な知識を勉強した後実際に操作という形で行い、
一つ一つの試薬や操作の意義、重要性の理解に繋がったのではないかと
思います。



2018年2月26日月曜日

2018年第1回研究医コースセミナーを開催しました

2017年末に実施したアンケートの結果から
2018年より研究医養成コースの研究成果発表を
4限または5限終了後の時間に開催しようと試みました。
当日(2/22)は学生、教員あわせて30名近く集まり
研究内容から学生生活まで幅広い範囲のテーマで議論しました。

4年 高畑 翔吾さん (神経難病研究センター神経診断治療学部門)
発表内容
MD研究者育成プログラム全国リトリートを終えて

1年 渡邉 耕一郎さん (解剖学講座神経形態学部門)
発表内容
マウス腸管上皮幹細胞の老化に伴う機能障害の解析

5年 筧 直之さん (解剖学講座神経形態学部門)
発表内容
Sbno1はマウス胚性線維芽細胞においてp53発現を抑制している

研究発表終了後は、暫し歓談し解散しました。
それぞれの発表内容について、学生教員問わず積極的な議論があり
情熱的な春休みの始まりとなりました。





2017年12月12日火曜日

2017年度MD研究者育成プログラム全国リトリートに参加しました

2017年度世界をリードする次世代MD研究者・育成プロジェクト 全国リトリートが2017年12月9日-10日に、神戸のポートアイランドにてConbio2017に組み入れられた形で開催されました。
滋賀医科大学からは、高畑翔吾さん(第4学年)と山口侑太さん(第3学年)の2名がポスター発表を行いました。
様々な大学の方々と意見交換をすることができ、非常に有意義な2日間となりました。



論文抄読会を開催しました

平成29年11月24日(金)に、平松崇也さん(第1学年)がシナプスタンパク質に関する論文の、特に行動実験のパートを中心に紹介してくれました。後半は参加者全員で議論を重ね、お互いの理解を深め合う充実した会となりました。


2017年11月14日火曜日

第123回実験実習支援センターセミナー開催のお知らせ

     第123回実験実習支援センターセミナー開催のお知らせ

 第123回実験実習支援センターセミナーを、下記の通り開催致します。
 貴講座の皆様方へお知らせいただきますようによろしくお願いいたします。

                記

 ■ 演 題  遺伝子コード型プローブを用いたCa2+イメージング
       (genetically encoded Ca2+ indicator:GECI)
      
 ■ 演 者   大倉 正道(埼玉大学脳科学融合研究センター 准教授)

 ■ 日 時  平成29年11月15日(水)16:00~

 ■ 場 所  基礎研究棟2階 教職員ロビー

<講演要旨>
 Ca2+は細胞内セカンドメッセンジャーとして非常に重要であり、ほとんど
すべての細胞でその細胞活動と関連して細胞内Ca2+濃度がダイナミックに変
化する。Ca2+プローブを用いた細胞内Ca2+のイメージングは多細胞の時空
間活動パターンを同時に解析できる有用な研究手法である。Ca2+イメージン
グには従来からCa2+感受性有機合成色素であるFura2、Fluo3などの優れた
プローブが用いられてきた。最近では緑色蛍光タンパク質GFPやそのアナログ
を蛍光素子として用いて開発・改良された様々な遺伝子コード型(タンパク質
のみでできた)蛍光Ca2+プローブ(genetically encoded Ca2+ indicator:
GECI(ゲッキー))の利用が進んでいる。近年開発された高性能なGECIを用
いることで、生体モデル動物の単一細胞レベル、さらには細胞局所レベルでの
精度の高いCa2+イメージングが可能となってきた。本講演ではCa2+イメージ
ングに活用されるGECIの基礎知識、応用例、注意点などについて説明する。

◆本セミナーは、神経難病研究センター 神経診断治療学部門・実験実習支援セン
 ターの共催で開催いたします。

===================================================   
 本セミナーは、大学院博士課程「医学総合特論」の認定セミナーです。
=================================================== 

※「第123回実験実習支援センターセミナー開催のお知らせ」より転載

2017年11月1日水曜日

第122回実験実習支援センターセミナー開催のお知らせ

   第122回実験実習支援センターセミナー開催のお知らせ

 平成29年9月23日(土)〜24日(日)に愛媛大学医学部で開催されました
第58回日本組織細胞化学会総会・学術集会において、イメージングの最新技術
を用いた医学研究に関するシンポジウムを企画・開催致しました。その内容は
大変素晴らしく、是非、滋賀医科大学の研究者・大学院生の皆様にも聴いて頂
きたいと思い、シンポジウムの中から評価の高かった2題を選び、実験実習支
援セミナーでのご講演をお願いしたところ、ご快諾を頂きました。以下に演題
名と抄録を記載します。お忙しいこととは思いますが、是非、ご参加下さい。
        (神経難病研究センター・神経診断治療学部門 遠山 育夫)


               記

 ■ 演 題  イメージングの最新技術を用いた医学研究

 ■ 日 時  平成29年11月2日(木)16:00~

 ■ 場 所  基礎研究棟2階 教職員ロビー

<演題1> 二価鉄イオンのライブイメージングを可能にするケミカルツールの開発

岐阜薬科大学・創薬化学大講座薬化学研究室 准教授 平山 祐(Tasuku Hirayama)

 鉄は我々の体内において最も多く含まれる遷移金属種であり、生体内における
鉄イオンは、その形態から二種類に大別できる。一つはタンパク質に強固に結合
し、酵素の活性中心や補因子として機能するもの、もう一つはタンパク質と弱く
結合、もしくは非結合のもの(自由鉄とも呼ばれる)である。自由鉄は細胞内の
還元環境等から、主成分が鉄(II)イオンであり、細胞内の輸送や代謝における中間
化学種として重要である。一方で、鉄(II)イオンは酸化ストレス源にもなりうるた
め、その濃度制御は非常に厳密なものとなっている。実際、鉄ホメオスタシスの
崩壊は酸化ストレスを惹起し、がん、神経変性疾患のみならず、多数の疾患にお
いて関与が認められている。以上のように、生理的・病理的観点から、鉄(II)イオ
ンを生体内で検出することは、非常に意義深い。我々のグループではN-oxideの
化学を利用し、自由鉄と呼ばれる生体内鉄代謝や酸化ストレスに関与する鉄(II)イ
オンを選択的に検出できる新しい蛍光プローブRhoNox-1およびRhoNox-2の開
発に成功した。また、これらを応用することで、過剰鉄発がんにおける自由鉄の
蓄積、加齢黄斑変性症モデルにおける自由鉄変動などを明らかにしてきた。本発
表では蛍光プローブの作用原理、性質といった化合物特性から、プローブ分子の
構造展開による多色化、小器官標的化に関する最近の取り組みと、蛍光だけでな
くMRIを使ったイメージング研究についても紹介したい。

<演題2> iPS細胞由来胚性マクロファージの可能性

京都薬科大学・病態生理学分野 准教授 高田 和幸(Kazuyuki Takata)

 組織マクロファージは、貪食、免疫、炎症、修復機能により生体の発生や恒常
性維持に必須であり、種々の疾患にも深く関与する。組織マクロファージの前駆
細胞は、胎生期の一次造血に由来する胚性マクロファージであることが解明され
つつある。我々は、iPS細胞から一次造血を再現し、胚性マクロファージ(iMacs)
や、脳マクロファージであるミクログリア(iMicros)の作製に成功した。本セミ
ナーでは、iMacsやiMicrosの作製や応用について紹介する。

◆本セミナーは、神経難病研究センター 神経診断治療学部門・実験実習支援セン
 ターの共催で開催いたします。

===================================================   
 本セミナーは、大学院博士課程「医学総合特論」の認定セミナーです。
=================================================== 

※「第122回実験実習支援センターセミナー開催のお知らせ」より転載