2013年10月29日火曜日

第3回4大学コンソーシアム合同リトリートのご案内



第3回4大学コンソーシアム合同リトリート(案)

日時:平成25年11月30日(土)-12月1日(日)の1泊2日
場所:ホテルプラザ神戸 (旧ホテルプラザ六甲アイランド)
    〒658-0032 神戸市東灘区向洋町2丁目9番1号
    tel:078-846-5455
      
参加費、宿泊費:MD研究者育成コース負担予定

11/30(土)≫
12:00
 受付開始
13:00
 開会式
       
開会挨拶 10
       
学生教員紹介 40分(各大学10×4) 
    諸注意、伝達事項 10
14:00
 休憩
14:15
 ポスターセッション1 
15:00
 休憩
15:15
 学生口頭発表(20×3人)
      
(データなどのある研究発表とし、大学を限らず3人募集します。)
16:15
 休憩
16:30
 講演1 神戸理化学研究所 上田泰己先生
17:30
 休憩
17:45
 ポスターセッション2
18:30
 休憩
18:45
 夕食
20:30
 討論セッション
(「留学」などテーマを絞り、5分程度の話題提供(口頭発表)やディスカッションなどを行いますが、詳細は未定です。)
21:30
 解散、懇親会

12/1(日)≫
9:00
  学生発表(15×4) 
10:00
 休憩
10:15
 講演2 大阪大学 仲野徹先生
11:15
 休憩
11:30
 討論セッション 12:30 閉会式
12:45
 解散 

2013年10月23日水曜日

第4回研究医養成コースセミナー開催のお知らせ

次回の研究医養成コースセミナーは、米国Vanderbilt大学からPeng先生をお迎えして、初めて外国人による英語のプレゼンテーションの形で行なわれる予定です。Peng先生は中国出身で、約10年前に本学の大学院で医学博士の学位を取得され、その後国立がんセンターを経て渡米され、Vanderbilt大学でがんのepigenetics研究の最前線で活躍中です。今回は、低学年の学生にも分かるように、がんにおいてepigeneticな変化を研究することの意味について、語ってもらうよう、お願いしています。是非多数参加してください。いつものようにランチ付きです!


日 時:11月20日(水)12時~ 

場 所:小教室 

演 題:Epigenetic alterations in Cancer:Basic principles and applications

演 者:Dun-Fa Peng, MD, PhD, Research Instructor, Surgical Oncology Research, Vanderbilt University Medical Center


内 容:
Abstract: Cancers have traditionally been considered as genetic disorders that are driven by stepwise accumulation of genetic alterations; such as gene mutation, deletion, insertion, fusion, copy number alteration, chromosomal instability etc. However, recent studies have added epigenetic alterations in the initiation and progression of tumor by deregulating gene expression. Epigenetics is referred as stably heritable phenotype resulting from changes in a chromosome without alterations in the DNA sequence; including DNA methylation, histone modifications, nucleosome remodeling as well as small non-coding regulatory RNAs . And the interplay between genetic and epigenetic alterations actually occurs through the carcinogenesis process. I will briefly introduce the basic concepts of genetics and epigenetics, the major genetic and epigenetic alterations in cancers and the common technologies available for studying these alterations. I will also give some experimental examples that I have done during the past years to discuss the possible application in research and clinical practice. 

 

10月26日(土)研究フェスティバル開催のお知らせ


http://www.shiga-med.ac.jp/news/gakugai/top/html/2260.html

2013年10月17日木曜日

ワークショップ“基礎医学の講義・実習の工夫”が11月2日(土)に順天堂大学医学部で開催されます

第100回支援センターセミナー開催のお知らせ

  第100回支援センターセミナーを、下記の通り開催致します。
 
 ■ 演 題: 第19回解剖学セミナー
      「グリア細胞による神経回路恒常性維持機構とその破綻による疾患」

 ■ 演 者: 和氣 弘明(自然科学研究機構 基礎生物学研究所)

 ■ 日 時: 平成25年10月24日(木)16:30~

 ■ 場 所: 基礎研究棟2階 教職員ロビー


<講演要旨>
複雑に多様化する現代社会において、情動・認知といった高次脳機能に障害を
呈する精神・神経疾患の病態解明、治療法の開発が早急に求められている。
精神・神経疾患は神経回路の情報処理の異常を主因とする。これまで神経細胞
における多様な遺伝子異常が報告されその遺伝学的な背景は精力的に研究が進
められてきた。しかしながらその神経回路基盤はいまだはっきりとしない。
近年、光学イメージング技術の発達から神経回路の恒常性を維持するグリア細
胞の役割に注目が集まっている。この最新の光学技術を用いてこれまでみえて
こなかったグリア細胞の生理的な役割が見えてくるようになり、さらにその神
経回路への恒常性への寄与そしてその破綻による疾患といった観点から様々な
研究が進められている。本セミナーでは特に2種類のグリア細胞について話を
進める。すなわちオリゴデンドロサイトは神経活動依存性に髄鞘化を制御する
ことにより、さらにミクログリアはシナプス活動をモニターしその数を制御す
ることで神経回路の恒常性に寄与することがしられてきているため、それらの
分子メカニズムまたその破綻による疾患の可能性についても言及したい。


◆このセミナーは解剖学講座・実験実習支援センターの共催で開催いたします。

◆このセミナーは大学院博士課程の講義として認定されています。




※「第100回支援センターセミナー開催のお知らせ」より転載。

2013年10月10日木曜日

学士編入の新入生に対する研究医コースの説明会を行いました

10月8日の5限目に、A講義室で「学士編入の新入生に対する研究医コースの説明
会」を行ないました。12名の新入生が参加し、コースの世話人の教授からの説明
の後、実際に活動している学生からも活動紹介があり、活発な質疑応答が行なわ
れました。

まず、医療人育成教育研究センター学部教育部門長で生理学講座の松浦教授から
このコースの趣旨について簡単なイントロダクションがあり、続いてコースの概
要の説明が解剖学講座の宇田川教授からありました。その後、「研究医コースの
すすめ」と題して、生理学講座の等教授と生化学・分子生物学講座の扇田教授か
らそれぞれの部門での研究の簡単な紹介があり、続いて2年生の森永君、4年生
の原澤君、3年生の金子君から、どのように研究とかかわるようになったのか、
そのきっかけや、専門課程の勉強をする際の心構え、クラブとの掛け持ちやアル
バイトをしながらでも研究を続けている現状、他学との研究交流の様子が、写真
を交えて語られ、研究サークルの紹介もされ、新入生から多くの質問がありまし
た。

次に、コースの世話人代表の杉原教授から分子医科学専攻と、法医学・病理学・
公衆衛生学専攻との違いと研究医コースwebsiteの見方について説明があり、他
学の同様のコースに比べて自由度が高く、いつ研究に出会っても入り口が準備さ
れていること、様々なサポートを利用できることが紹介されました。最後に簡単
なアンケートが配布・回収され、18時過ぎに終了しました。








2013年10月8日火曜日

第1回技術セミナーを開催しました。


9月24日より1週間、”実験実習セミナー”と称しまして、分子生物学の基
本的技術に触れてもらいました。内容は、DNAベクターの大腸菌へのトランスフ
ォーム、液体培地を用いた培養、ミニプレップ、制限酵素とPCRでの確認、アガ
ロースゲルでの電気泳動、培養細胞へのトランスフェクション、そして顕微鏡を
用いてベクターのGFPの蛍光を観察しました。これらの実験は、基本的な分子生
物学実験のエッセンスを含んでいます。参加者は1回生から4回生までの8人。
経験がある人も無い人も、皆、GFPの蛍光発現に成功しました。